井上陽水・玉置浩二「夏の終わりのハーモニー」歌詞の意味を読み解く

夏が終わり、秋に移り変わる手前。
その静けさにとても聴きたくなる曲です。



作詞は井上陽水さん
作曲は玉置浩二さん

もう天才2人が作り上げた名曲ですね!

1986年神宮球場にて
井上陽水&安全地帯 で開いた
「スターダスト・ランデブー」

そのコンサートで発表された
「夏の終りのハーモニー」
セットリストの一番最後にこの曲でした。

YouTubeではタモリさんの前で
2人が弾き語りで演奏する映像が人気ですよね!

さっそくこの曲の歌詞に注目して
見ていきたいなと思います!

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夏の終りのハーモニー歌詞「恋」の意味

ふたりの楽しい時間

今日のささやきと 昨日の争う声が
ふたりだけの恋のハーモニー

作詞:井上陽水 / 作曲:玉置浩二

飛びぬけた解釈ではないと思いますが

今日はふたり
小さな声で甘くささやきあったり

昨日はふたり
大きな声で言い争ったり

そんな凸凹した毎日こそが
「恋」そのもの

そしてこの二人だからこそ
うまく重なり合ってるんだ(ハーモニー)

良い日も悪い日も含めて二人は幸せ。
という感じがしますよね!

夢も憧れも どこか違ってるけど
それが僕と君のハーモニー

作詞:井上陽水 / 作曲:玉置浩二
ひとりの頃
思い描いてた夢や憧れとは

今は
どこか違っているけれど

僕と君
ふたりの毎日(ハーモニー)が
それ以上の幸せ

2人の時間がどれだけ大切なものか
すごく伝わってきますね!

あなたとの幸せを願う

夜空を たださまようだけ
誰よりもあなたが好きだから

素敵な夢 あこがれを
いつまでも ずっと 忘れずに

作詞:井上陽水 / 作曲:玉置浩二

このサビのハーモニーは圧巻ですよね…!

今はこの幸せにただ流されるだけでいい
綺麗であてもない夜空をさまよう様に

こんな気持ちになるのは
誰よりもあなたが好きだから

ふたりで願った
素敵な夢、憧れ
いつまでもずっと忘れない

ひとりで見ていた夢や憧れより
ふたりで願う夢や憧れに幸せを感じ
未来を想う感じが伝わってきますね!

夏の終りのハーモニー歌詞「別れ」の意味

ふたりにやってきた別れ

今夜の お別れに
最後のふたりの歌は
夏の夜を飾るハーモニー

作詞:井上陽水 / 作曲:玉置浩二

幸せに向かっていたふたりにも
とうとう別れがやってきます。

今夜別れてしまう

そんなふたり
最後交わす言葉()は

もう二度とこない夏の夜
ただ響いていた(ハーモニー)

最後というのは切ないですよね…。

最後は泣いてしまったり、本音を言って
もう一度やり直そうと口にする人もいれば

相手の為に自分の気持ちを押し殺す人もいますよね。

最後に交わした言葉とか情景は
なぜかずっと自分の中で響いてるというか
残ってますよね

ここのハーモニーは
なんだか切ない響きを感じますね。

ふたりの思い出は忘れない

夜空を たださまようだけ
星屑の間を揺れながら

ふたりの夢 あこがれを
いつまでも ずっと 思い出に

作詞:井上陽水 / 作曲:玉置浩二
今はこの悲しさにただ流されるだけでいい
綺麗な思い出(星屑)の中に、心振られながら

あの時ふたりで願った
素敵な夢、憧れ
いつまでもずっと思い出にしまっておこう

ここまで書いてしまうと
野暮ったくなる感じもしますが…。

たとえ別れが悲しくても
そのときあったふたりの時間
幸せで良いものだった

だから忘れるのではなく
思い出としてずっとしまっておこう

という感じがしますね。

夏の終りのハーモニー歌詞から分かる事

これだけ短い歌詞に
恋の嬉しさや切なさが詰まっており

また「ハーモニー」という
ふたりの重なりや響きを連想させる表現!

そして

夏と一緒に恋が終っていく切なさが
曲全体から感じられます。

夜風にあたりながら
しっとり聴きたくなりますね。

皆さんもじっくり歌詞をかみしめながら
もう一度聴いてみましょう!