【初心者】【ギター】独学で始める練習のコツ!

ギターを始めたいけど
どうやって練習していけばいいのか…。

迷っていませんか…?

いつか
・好きな曲を自分で弾いてみたい !
・弾いた曲を誰かに見て欲しい!
・さらっと何でも弾けるようになりたい!

できればギター教室など通わず
独学で弾けるようになりたい!

では何から始めればいいのか!?

ネットで探すと情報が色々あって
何から始めればいいか迷いますよね‥!

これから初心者の為の
練習のコツを順を追ってお伝えします!
ここからあなたのギターライフを始めましょう!

1.ギターを弾く前に

1-1.「弾ける」という3つの状態

「弾けるようになる」と言っても
どんなスタイルがあるのか…?
気になりますよね!!
それは大きく 3種類に分けられます。

  • ストローク弾き
  • アルペジオ弾き
  • 弾き語り

(1)ストローク弾きとは
ギターの弦をいっぺんにジャカジャカ鳴らす弾き方です。
一般的にピックと言われる道具を指でつまんで
ジャカジャーン!とギターを鳴らします。

(2)アルペジオ弾きとは
ギターの弦を1本1本鳴らす弾き方です。
ピックを使ったり、指で直接弾いたりします。

(3)弾き語りとは
ギターを弾きながら歌う事です。
ストローク弾きしながらだったり
アルペジオ弾きしながらだったり。

MEMO
難易度は(1)<(2)<(3)
やはり弾きながら歌うというのは難しいですが
とても奥深く、一番ハマると思います!

かじむー

この記事では
ストローク弾き練習の
予備知識とコツを伝えていきますね!

1-2.道具をそろえよう

さっそく道具選びです!

特にこだわりがなければ
近くの楽器屋さんで売ってある
「初心者セット」をおススメします!

初心者セットには
とりあえず必要最低限なものがそろっています!
だいたい¥15,000くらいだと思います。

初心者は安いギターから始めるべし!
  • ギター本体
  • 教則本
  • チューナー
  • ピック
  • ギターケース

アコースティックギターなら
これで十分です!

お店に直接行った方がいい‥?

直接行って買う事をおススメします!
なぜなら店員さんは
あなたの心強い味方になるからです!

正直に迷っている事、予算や必要なものなど
思い切って相談してみましょう!
少し気持ちが楽になると思いますよ!

かじむー

僕はやりたい事と予算を店員さんに伝え、一緒に一生懸命悩んでくれました!嬉しかったですしちょっぴりオマケも…(笑)また悩んだら聞こうと思えて安心しました!

1-3.チューニングをしよう

ギターを弾く前に
6本の弦を正しい音にセットしてあげます!
これをチューニングといいます。

弦は時間とともに緩み音がズレていきます。

正しく弦を押さえて弾いてみても
音が変に聴こえ、間違っている?
と勘違いしてしまうので注意!

さっそくチューナーを使ってみよう!

チューナーと言う機械でチューニングしてると出てくる、”D”とか”A”とかなんですか??

ドレミファソラシド~のことです!

A B C D E F G
ファ

ギターだとこんなチューニングになりますね!

6弦(太) 5弦 4弦 3弦 2弦 1弦(細)
E A D G B E

2.コツは「押さえる」「繋ぐ」を繰り返す

初心者の方がまず身に付ける事は

コードを押さえる・繋ぐという動作

これがまず越えなければならない難関です!
当たり前だとなめてはいけません!!!
ここができないまま次には絶対に行けません!

ではどんな風に練習をしていくのか…?

2-1.コードとは?

ではさっそく教則本を開いて見ましょう!
そこには課題曲がいくつか用意されていると思います。

楽譜の上にまた”C”とか”G”とか出てきたけどこれは何?

これはコード(和音)と言って
いくつかの音を組み合わせたものです。
「Cコード」=「ド」+「ミ」+「ソ」
といった具合です。

楽譜は読めなくても大丈夫?

大丈夫です!

何を目指すかにもよりますが
ギターが弾ける様になるために
絶対に必要な知識ではありません。

Mr.Childrenの桜井さんや
コブクロの小渕さんも読めないそうです!

ここでは「コードを見て弾ける」という状態を目指しましょう!

2-2.押さえる練習

では教則本から課題曲をひとつ選びましょう!
とりあえずAメロのコードをさーっと見て
1つコードを選びましょう!

ステップ1
指の位置を確認し、コードを押さえてみよう!

おそらく、指が思う様にひらかないでしょう!

薬指を広げると小指が弦から離れて…
うわあああああ!! 指が言うこと聞かん!!

大丈夫です。必ずみんな通る道です。

ステップ2
弦を押さえて、上から順に鳴らしてみよう!

例えばCコードなら、抑える弦は
「5弦」「4弦」「2弦」なので…、

(1)「5弦」だけ抑えて「5弦」を鳴らす
(2)「4弦」抑えて「5~4弦」まで1本ずつ鳴らす
(3)「2弦」抑えて「5~1弦」まで1本ずつ鳴らす
※(3)の段階でCコードが完成された状態

きっとこの3工程のどこかに
上手く鳴らない瞬間があったはずです!
そこに原因があるのです!

ステップ3
原因を特定し改善をしていく

では工程(3)で上手く鳴らなかった場合を考えます!


>例1 「3弦」の音が鳴らない…。
よ~く見てると
「4弦」を押さえている指が「3弦」に触れていた!

初めは指が隣の弦に触れてしまう事はよくあります!

>改善策
少し指の先を立てるイメージで押さえてみましょう!
弦を押さえたまま、親指を下げていくと上手くいきます。


>例2 「5弦」の音が鳴らない…。
よ~く見てると
「2弦」を押さえると
「5弦」を押さえた指が浮いてしまっていた!

初めは指が広がらず弦から指が離れたり
指の位置がズレてしまう事があります!

>改善策
できれば毎日、コードを押さえましょう!
少しずつ指を広げていく気持ちで!
本当に地味で楽しくない練習ですが
弾けるようになった自分を想像して頑張りましょう!


「押さえる練習」まとめ
1.1つコードを押さえてみる
2.1本ずつ弦を鳴らし、鳴ってない弦を見つける
3.何故鳴らないのか原因を見つけ改善していく

1本ずつ弦を鳴らした時
全てきちんと鳴っている状態を目指しましょう!

2-3.繋ぐ練習

押さえる練習をしていき
ある程度いくつかコードを押さえられた所で

1つ1つのコードを繋ぐ練習をしていきましょう!

ステップ1
指1本1本ゆっくり移動してみよう!

いきなり移動させようとしても上手くいきません。
それは次のコードに移る際
指1本1本が、最短経路の動きを覚えてないからです。

>例 「Cコード」→「Gコード」の場合

指の動きを分解すると

  Cコード Gコード
(1) 人差し指 2弦 離す
(2) 中指 4弦 5弦
(3) 薬指 5弦 6弦
(4) 小指 空中 1弦

次のコードを上から(6弦から)作っていくと自然なので
(3)→(2)→(1)→(4)の指の動きを
1つ1つ順にゆっくり移動してみよう!

MEMO
指の最短経路を意識しましょう!
ステップ2
徐々にスピードアップしてみよう!

「トン  トン  トン」
と最短経路をゆっくり移動でき始めたら
「トン、トン、トン」
と少しスピードアップ!これもできたら
「トントントン」
徐々に移動スピードを上げていきましょう!

できない部分を繰り返し繰り返し
時間をかけて練習していきます。

これが最終的には
「トン!」と全ての指の移動が1発
できるようになるのです!!!

ステップ3
Aメロを完成させよう!

2つのコードを繋げ始めたら
その先のコードにも挑戦し
どんどん繋げてAメロを完成させていこう!

全てのコード間の繋ぎをマスターしないといけないの?

そんな事はありません!

指移動のパターンを網羅することが目的ではありません。
これが指1本1本のストレッチになっているのです!

このストレッチが十分になってくると
どんなコード間の移動でも
スムーズに動けるようになってきます!

かじむー

僕はだいたい2日に1回触って6ヶ月目くらいに「あ、Bメロまで弾けそう」と感じる事ができました!それまでは地道な練習の繰り返しでした!

「繋ぐ練習」まとめ
1.指1本1本を最短経路でゆくっり移動させていく
2.移動スピードを徐々に上げていく
3.どんどんコードを繋いでいく

コード間の移動時間が
どれも同じになるような状態を目指しましょう!

3.自分のペースで練習していこう

いざ始めてみると
指も痛くなり、なかなか上手く行かず
ギターをぶん投げたくなる事も出てきます!

でも焦らず、時間をかけてゆっくり進めていきましょう!
自分のペースで継続していく事が大事です!

ここで最後とっておきのコツを教えます!

1回放置して戻ってくると出来ている

ギター経験者ならあるあるの話です!

うわあああ!と投げ出して
1時間後にトライしてみると
「あれ?できてる!!!!!」とこんな感じです。

なのであまり気負いせず
ゆっくり進めていきましょう!