エクセルで勤務表・シフト表を
管理されてる職場もあると思います!
かじむー
勤務表作りで困ってませんか?
特に1日の給与計算をする場合
ちょっと複雑な
残業代!!!
単純に「時給」×「1.25倍」の割増し
…、とはいかないですよね!
深夜帯を考慮すると
え?どこが1.25倍?1.5倍?
かじむー
ロジックを整理していこう!
残業の計算に必要な「3つの割増」
時間外労働(1.25倍)
■条件
①時間帯 05:00~22:00
②労働時間 8時間を超えた分
③割増率 1.25
みんながよく口にする
普通の残業ですな!
深夜労働(1.25倍)
■条件
①時間帯 22:00~05:00
②労働時間 働いた分の時間
③割増率 1.25
この深夜帯(①の時間帯)に働いた分は
必ず時給が1.25倍になります!
深夜残業(1.5倍)
■条件
①時間帯 22:00~05:00
②労働時間 8時間を超えた分
③割増率 1.5
これは
「時間外労働」かつ「深夜労働」
ということ!
かじむー
これら3つに分けて出すと
分かりやすいのだ!
参考:【深夜残業とは】深夜残業の基礎知識と正しい残業代を計算する方法
残業を計算していくロジック
まず[日中]と[深夜]の労働時間を出す
エクセルはこの様に準備しよう!
日中と深夜の時間帯は
日中 05:00~22:00
深夜 22:00~05:00
①実労働
ここの数式は単純に[退勤]-[出勤]-[休憩]だが
[出勤]してない時は何も出したくないので
となりますね!
②日中労働
05:00~22:00で働いた時間ですね!
数式はこうです!
MIN関数はカッコ内で一番小さい数値を出力
・MAX(TIME(5,0,0),[@出勤]))→最小05時以上の出勤時間を出力
③深夜労働
ここは[実労働]-[日中労働]で出ますね!
これで[日中労働]と[深夜労働]の時間が出せましたね!
かじむー
給与を計算していこう!
[日中]の給与を計算する
かじむー
ロジックを解説!
ここでは
割増なしの[通常代]と
時間外労働に当たる[通常残業代]を計算します!
パターン分けは2つです!
①[日中労働] > 8時間の場合
・[通常代] = 8 × 時給
・[通常残業代] = ( [日中労働] – 8 ) × 時給 × 1.25
②[日中労働] ≦ 8時間の場合
・[通常代] = [日中労働] × 時給
・[通常残業代] = 0
[深夜]の給与を計算する
ここでは
深夜労働に当たる[深夜手当]
深夜残業に当たる[深夜残業代]を計算します!
パターン分けは3つです!
①([日中労働]+[深夜労働]) ≦ 8時間の場合
・[深夜手当] = [深夜労働] × 時給 × 1.25
・[通常残業代] = 0
②[日中労働] ≧ 8時間 かつ ①を満たさない場合
・[深夜手当] = 0
・[通常残業代] = [深夜労働] × 時給 × 1.5
③[日中労働] < 8時間 かつ ①を満たさない場合
・[深夜手当] = ( 8 – [日中労働] ) × 時給 × 1.25
・[通常残業代] = { [深夜労働] – ( 8 – [日中労働] ) } × 時給 × 1.5
かじむー
すみません・・!数式で出来ました_(._.)_
“1.5割増” というパターンを考えず済みました!
休日出勤の計算も含めコチラご参考下さい_(._.)_
数式はやめてマクロで作成!
ここの計算を数式で出すには
複雑すぎる!!!
なんとか数式で出せたとしても
後から見ると何やってるか分かりづらく
管理が大変だと思います。
ここをマクロで行うとこんな感じです!
お仕事に数式やマクロなどの
ツール導入をお考えの方は
お気軽にお問い合わせください♪
かじむー
「効率化」記事