【初級編】【PowerQuery】クエリの追加を使ってデータを「縦」に結合させよう!

複数のファイルを一発で結合させる

かじむー

それでは沢山のファイルを一気に結合させる方法を紹介!

フォルダに接続

まずはファイルが格納されているフォルダに接続します!

必要なファイルだけをフィルタ

PowerQueryの編集画面までいくと
ファイル名や拡張子の情報など
各ファイルの情報が1行ずつ出てきます!

ここで統合に不要なファイルがあれば
フィルタ機能を使って除外しておきましょう!

今回は「賞味期限」ファイルが不要なので
「Name」列のフィルタから除外しました!

ファイルの結合をクリック

では「Content」列の「ファイルの結合」アイコンをクリック!

そうすると・・・

こんな画面が出てきます!

さて、これはなんなのか・・・?

これは何かと言うと
今から結合するファイルはこういうファイルだよ~
てPowerQueryに教えてあげる作業になります!

PowerQuery側からすると
今から統合するファイルはどういう中身なのか検討も尽きません!
エクセルなのか?CSVなのか?
列の名前は何なのか?分かっていません。

そこでこの「サンプルファイル」から
「PowerQueryさん。このファイルを参考にしてください。」
というファイルを選択します。

例えば「最初のファイル」としておくと

PowerQueryがこのフォルダに接続するたびに
読込んだ最初のファイルの中身をまず読込み
「うむうむ。他のファイルもこのような形式のファイルなんだな。」
と理解した後、データの結合が行われます!

はい!これで1月~9月までの9つファイルが
全て結合する事が出来ました!

後はこれをシートに出力すればOK!

フォルダをDBとして活用できる

例えば接続したフォルダから1月のファイルを抜いたとする!

そしてシートに出力したテーブルを更新すると
綺麗に1月のデータだけが出てこなくなりました!

こんな感じで「フォルダー」自体が
データをためる箱、つまりDBの役割になるんですね!

これはとっても便利です!

その逆で追加したいデータがあれば
フォルダにファイルを追加するだけでOK!!

かじむー

気を付けないと想定外の結合になっちゃうよ~!
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