どうもこんにちは!かじむーです!
今回のテーマは「動いてくれない人」。
- 「おい…、考えたら分かるだろ…。」
- 「待ってないで自分でやれよ!!!」
- 「言われないと分からないのかコイツ。」
ちょっと言い方がキツイ(笑)
でも思わずつぶやいた事ありませんか?
僕も毎回毎回ストレスでした。。
特に役職者が意識するマネジメント・指導。
部下ができると求められるリーダーシップ。
動いて欲しい人にどう対応したらいいのか!?
理解するべき点と
私が実践した1つを紹介します。
私は自分のイベントを運営していく中で
少しずつ変わっていきました。
1.指導する前の心構え
1-1.人が動くわけないだろ!
言い切りましたけど(笑)、本当です。
僕はイベントを立ち上げたとき、
よくスタッフと揉めていました。
司会をする私は、客席を見ながら
「あ、あそこドリンクいってない」
と気づき、スタッフに一声
「あそこにドリンクお願いね。
もっと気を配って。」
お客様が入って来ても
黙々と作業するスタッフに後で
「おい!挨拶しろよ。。
来てくれてるんだよ!」
普通に考えたら分かるやん!
どうして出来ないの!?
↑ここまで来たらもうアウト(笑)
勉強をしない子供に親が「勉強しろ!」
と叱るのと同じです。
勉強する・しないは
親の問題ではなく、子供の問題です。
ドリンクが無いお客様に
気づくか?気づかないか?
作業中に入ってきたお客様に
挨拶するか?しないか?
これは僕ではなく、スタッフの問題です。
僕は他人の問題に介入してしまっていたんです。
それは相手を見下し、操作しようとしているだけ。
かじむー
「操作しきれない=思い通りにならない」
こう考えると自分が恐ろしくないですか??
他人の気持ちや行動はコントロールできないものです。
故に、人は思い通りに動かなくて当たり前と理解することです。
1-2.正論を振りかざすな!
よし!
だったら正論で分からせてやろうか!!!
僕はスタッフに
「いいか!
まず人がお金払って来てくれるって事は…。
宣伝にもお金がかかってて…。
いきなり今日が成立してる訳じゃなくて…。
わかったか!」
スタッフは真剣な顔で「わかりました。」
じゃあこれで変わったかと言うと
変わりませんでした!!!
正論は道理を明らかにはしてくれますが
本人の意識を変える事はできません!
毎食必ず
「いただきます」「ごちそうさま」
を言う友達が
「お前今いただきますって言ったか!?
沢山の命の上にお前がいるんだぞ!
それに食肉になるまでには沢山の人の力があってだな…。」
ってならねえよ!(笑)
むしろ人が離れていく事に繋がりかねません。
また昨今SNSや、ネットニュースのコメント欄ではびっこておりますが
正論を振りかざす行為。
これは暴力に近いです。
相手を正しいか・間違っているかの
2択に追い込み、お前が間違っていると
脅しているようなものです。
職場だと相手の仕事の
モチベーションを下げてしまいますね。
私は、一緒にイベントをやりたいと
言って来た人に正論をぶつけ過ぎ
何人も追い出してしまった過去があります。
かじむー
やりすぎは相手を傷つけるだけです。
注意しましょう。
1-3.あんたと同じ人間はいない!
でも分かってほしい…。
僕はこんなに真剣なのに…。
次に僕はスタッフに
イベントを立ち上げた経緯を語りました。
「〇〇する事が夢で、
そのためにまず誰かの為になりたくて、…。」
ってこれもそんなに効果なし!
職場で言うと
・どんどん出世していきたい人
・生活費稼げれば良いから現状維持の人
どちらの目的も間違いではないですよね。
少し張り切ってるバイトリーダーが
「よしみんな!
時間あるから換気扇掃除しよ!」
あなたと相手では働いてる
「目的」が違うんですよね。
という事は「熱量」が違ってきます。
かじむー
自分と同じ熱量の人はいないと
理解しておきましょう。
そして相手の熱量、
つまり目的を把握する事が大事です。
スタッフに聞いてみると
「イベント作りを経験してみたい」
「何かチャレンジしてみたい」など、
それぞれ違った目的を持っていましたね!
2.実際に試してみたこと
2-1.景色を見せる
すこしイメージして欲しいです。
5階建ての建物があるとします。
向かいには1軒家。
1階、3階、5階で窓を開けたとき
目の前には何が見えるか?
1階からは、向かいの家の
ブロック塀や玄関が見えます。
3階からは、向かいの家の
屋根上(瓦)や電線が見えます。
5階からは、向かいの家の
裏に広がる公園、景色を囲む山々。
5階にいるあなたが今公園で起きてる事を
1階の人に話しても伝わらないですよね!?
あなたの方が広く見えている分
相手とは「見えている景色が違う」
表してる訳ではありません。
熱量のある分野ではあなたの方が
広く見えているという事です。
イベントが終わると、主催の私の元に
「今日はありがとうございました!」
「本当に楽しかったです!」などなど
御礼のメッセージが届きます。
これをスタッフに
ちらっと見せる様にしました。
するとスタッフが
「いいなあ~」と呟いたんです!!!
かじむー
今までと違う反応をしたスタッフ。
頭で理解、ではなく
何か心が動いたんだと思います。
2-2.任せる
ここで私はスタッフに
お客様とのメール対応をやってみない?
と聞くと
「やってみる!」と返ってきました。
それからお客様の申込やお知らせなどを
全て対応してもらいました。
半年後。
イベント当日、心境の変化を聞いてみると
「お客様に愛着が湧いた」と返ってきました!
すごく大きな変化じゃないですか!?
でもここからはスタッフしだい!
勉強しない子供を机の前まで
連れてきた状態ですね。
勉強するかは子供の問題です。
あなたができるのはここまで!
3.指導していく為のポイント
相手が動いてくれないのは当たり前!
自分の思い通りにコントロールしようなんて思わない事!
頭で理解させるのではなく
「それいいなあ」と思わせる事!
ぼくもまだついついイラっと
してしまう事があります。。
でもそれが続くと
ストレスになってきますよね…。
そんな時、自分にできる事は何なのか!?
この記事で
心の整理してもらえると嬉しいです。
少しでも参考になって頂けると幸いです。
また明日から切り替えて頑張りましょう!