【生成AIの本質を探る】ChatGPTの会話の記憶を上手に活用しスムーズに対話をしよう!

今回は「生成AIの本質を探る」シリーズ第5回目です。

テーマは「文章生成AIのプロンプト」です。

ところでみなさん

プロンプトには
テクニック必要
だと思っていませんか?

文脈を上手に活用することで、生成AIのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

今回は、スレッド活用法について解説します。

文章生成AIを使いこなすための秘訣を学びましょう!

動画で見たい方はコチラ

スレッドの理解を深める

かじむー

スレッドってLINEみたいに会話単位で残ってる履歴の事だと思ってね!

会話のやりとり

スレッドでの 会話の やりとりを 簡単に見ていきたいと思います

ゴールまでの過程明確な場合は
一発で回答を導く事ができます

逆にゴールまでの過程曖昧な場合は
会話を重ねながらゴールに近いづいていきます

例えば「最新のiPhoneモデルの容量」が知りたい
仮に最新モデルが「iPhone 15」だった場合

「iPhone 15の容量はいくら?」→「128GB、256GB、512GB、1TB」

みたいに一発で回答を求められるよね

だけど最新モデルを知らなかったら

「最新のiPhoneモデルは何ですか?」→「iPhone 15です。」
「そのiPhone 15の容量はいくら?」→「128GB、256GB、512GB、1TB」

と言った様に
会話を重ねてゴールに近づいていきますよね

かじむー

当たり前だよね!ここから少しずつ考え方を整理していくよ~!

指示の使い分け

1回の指示で回答を求める

一回で理解してもらうという事は
プレゼン」みたいなものです

じゃあプレゼンの組み立て方は?と言うと
前回の記事で紹介したテクニック
「人に分かりやすく伝えるためには?」 っていうところです

要は「結論」「具体性」「例え」「知識」のようになります

どういう組み立てで指示(プロンプト)すれば
求める回答が得られるか分かっている場合

つまり

ゴールまでの過程
しっかり明確になっている場合に有効ですよね

で 1発で 求める回答を得られる 指示書(プロンプト)を
1度作ってしまえば
他の人も この指示書(プロンプト)が 使えて役立ちます

つまり汎用的プロンプトを作る場合にも有効ですよね

複数回の指示で回答を求める

もうひとつ 会話を重ねる です

これは 逆に

ゴールまでの過程曖昧な場合は
会話を重ねていこうよ と

まあ会話をすればするほど
具体化していく使い方になります

ここで重要なのは

話せば話す程 勝手に 具体化する

なぜここがポイントなのか?

ある会話を例にして理解を深めていきます。

スレッドの会話履歴

かじむー

最近何かハマってる?
パスタにハマってるよ

つとむー

昨日


今日

ランチどこ行く?

つとむー

かじむー

おすすめのパスタ教えて🎵

まあ 普通の 会話ですよね

でもなんで
今日の会話で「おすすめのパスタ教えて」と言えたのか

そう 記憶 です

昨日 パスタ はまってるよ っていう話をした
この記憶があるから おすすめのパスタ 教えて っていう風になると

厳密に言うと この会話履歴って
その人との記憶なんですよね

だから「スレッド」って「」なんですよね

別のスレッドを立てて
新しいスレッドで同じ質問をするって事は

それって昨日話した人と
違う人に質問してるっていう事になるんです

昨日


今日

ランチどこ行く?

つとむー

かじむー

最近何かハマってる?

なので違う人に同じ質問
「ランチどこ行くの?」なんて言ったって
「最近なんかハマってる?」
という返事になってしまうんですよね

なぜなら 記憶がないから です

つまり「スレッド」っていうのは「人」であって

会話履歴」というのは
その人との記憶」になるんですよね

スレッドは記憶を持った人

つまり「スレッド」は
記憶を持った人」と認識した方がいいです

なのでむやみに
毎回新しいスレッドを立てるんじゃなくて
有効活用しましょう!

例えばあるスレッドでは Excel の質問をしています
である スレッドではメールの返事について聞いています

またエクセルの質問がしたいなっていう時は
このエクセルを質問したスレッドでした方がいいと思います

こんな風にカテゴリで分ける
正確には必要な文脈単位スレッドを分けて使うと良いと思います

なぜならこの会話履歴がですね
記憶になっているから なんです

つまり会話履歴が
すでに質問の背景の役割を果たしているので
同じことを説明する必要がなくなるわけです

かじむー

なぜ記憶の働きをするのか?説明していきます!
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