【生成AIの本質を探る】プロンプトに変数を活用するテクニック!GPTの効果的な利用法!

変数で補完させて使う

目標までの過程が曖昧な場合に有効

では逆に
ゴールまで過程曖昧な場合は
どうしたらいいのか?

もう一つの変数の活かし方が
変数補完させて使う という方法です

この方法を使えば
ゴールまでの過程が曖昧であっても
具体的回答導けます

例えば 野球選手になる には
どうしたらいいでしょうか?
これに明確な手段ってないですよね

しかしこの方法を使えば
野球選手になるための答えを
より具体的に導けます

そのためには
このようなプロンプトを組み立てます

# 変数定義
goal: 野球選手になりたい

# 目的
${goal}を達成するために、(# 手順)を実行してください。

# 手順
1. **目標の詳細化**: ${goal}の達成に必要な手順を分解し、それに基づいて関連する変数を動的に生成して列挙します。
   - [value]: 手順内容

2. **目標の再定義**: 生成された変数を用いて、${goal}をより詳細かつ実現可能なサブゴールに再定義します。
   - [sub_goals]: 再定義された目標

3. **実行計画**: 再定義された目標に対する具体的なアクションプランを立てます。
   - [plan]: アクションプランの内容

今回の考え方で重要なステップは
手順の部分です

1. **目標の詳細化**: ${goal}の達成に必要な手順を分解し、それに基づいて関連する変数を動的に生成して列挙します。

まず「目標の詳細化」とは
つまり 野球選手になるために必要なことをリストアップ しろと
でリストアップしたらその情報変数という箱にそれぞれ入れ込め
と指示してます

2. **目標の再定義**: 生成された変数を用いて、${goal}をより詳細かつ実現可能なサブゴールに再定義します。

次に「目標の再定義」とは
つまり リストアップした情報を元に
目標を考え直せって言ってるんですね

3. **実行計画**: 再定義された目標に対する具体的なアクションプランを立てます。

最後に「実行計画」とは
考え直した目標に対して具体的なアクションプラン出せ
と言ってます

かじむー

実際にGPTの結果を見ながら確認してみよう!

過程を補完した場合の結果

目標の詳細化

1. 目標の詳細化: 野球選手になりたいを達成するために必要な手順を分解し、それに基づいて関連する変数を動的に生成して列挙します。

physicalTraining: 体力トレーニングの強化
technicalSkills: 野球技術の習得
gameExperience: 実戦経験の積み重ね
mentalPreparation: メンタルトレーニングの実施
nutritionPlan: 栄養管理計画の策定

野球選手になるために
5つ必要な事がリストアップされてますね!
それぞれ英語の変数に定義されています!

目標の再定義

2. 目標の再定義: 生成された変数を用いて、野球選手になりたいをより詳細かつ実現可能なサブゴールに再定義します。

sub_goals:
プロレベルの体力を身につける
野球の基本技術をマスターする
競技レベルの試合に定期的に参加する
圧力下でのパフォーマンスを高めるためのメンタル強化
効果的な栄養摂取を行う

さっきの必要な事 5つ を
目標として再定義してますね!

例えば「体力トレーニングの強化」については
「プロレベルの体力を身につける」という目標を再定義

実行計画

3. 実行計画: 再定義された目標に対する具体的なアクションプランを立てます。

plan:
週に5回の体力トレーニングをスケジュールする
野球スクールに入学し、専門的な技術指導を受ける
地元のチームに加入し、月に少なくとも2試合に出場する
スポーツ心理学者と定期的にセッションを設ける
栄養士に相談し、個別の食事プランを作成する

最後 5つの再定義した目標に対して
具体的なプランを出力しています

で、これ何やってるの?

曖昧だった過程
自律的に作り込んで
具体化しているんですね

じゃあ過程が曖昧なままの場合
どのような結果になるのか?

過程を補完しない場合の結果

「野球選手になりたいです。どうしたらいいですか?」
という質問だけを投げると

野球選手になりたいという素晴らしい夢を持っているんですね!野球選手になるためには、いくつかのステップがあります。ここにいくつかの基本的なアドバイスを紹介します。

基本技術の習得: まずは、バッティング、ピッチング、守備などの基本的な野球技術を習得することが重要です。地元の野球チームに参加したり、専門のコーチを見つけてトレーニングを受けるのが良いでしょう。
体力とコンディショニング: 体力を向上させるために、定期的なフィジカルトレーニングが必要です。速さ、敏捷性、強さを向上させるためのトレーニングを行いましょう。
試合経験: できるだけ多くの試合に出場し、経験を積みましょう。重要なのは、異なるレベルの選手やチームと対戦することです。
ビデオ分析: 自分のプレーをビデオに録画し、それを分析することで、改善点を見つけて修正することができます。また、プロの選手のビデオを見て、彼らの技術や戦略を学ぶのも効果的です。
スカウトやコーチの注意を引く: 大きなトーナメントや試合に積極的に参加し、スカウトやコーチの目に留まるよう努力しましょう。強豪校やプロの下部組織への進学や加入を目指しても良いかもしれません。
メンタルの強化: 圧力がかかるプレッシャーの中で最高のパフォーマンスを発揮するために、メンタルトレーニングを重視すること。自信を高め、ストレス耐性を向上させることが必要です。
継続的な学びと改善: 野球において学びは終わりません。技術、戦略、フィジカルのすべてにおいて常に改善し続ける必要があります。
夢に向かって頑張ってください!

こんな結果になります

過程を作りこんだ場合と結果を比較してみると…

「週5回 トレーニング」→「定期的な トレーニング」
スクールに入って専門性を高めろ」→「先生を見つけて教えてもらえ」
「月2回試合出ろ」→「できるだけ多く試合出ろ」

具体性落ちてますよね!!!

なぜ過程を作り込むと
結果が具体的になるかというと
先ほど言った 次に来る確率が高い文字を生成する
という仕組みが影響してるからなんですね!

過程がないと「野球選手になりたい」に続く文章しか
考えてくれないので
そりゃ過程が作りこまれている方が
具体性が上がるよね!

ゴールシークプロンプト

つまり
ゴールまでの道のりがわからないなら
道のりを ゴールから逆算させて自律的に作り込ませる
すると答えが 具体的になるよ と

言い換えると

目標 ゴール から逆算して
その過程を探し求める シーク する

という事で
ゴールシークプロンプトと呼ばれています

こちらは ハヤイシュンスケさんという方が考案した
プロンプト手法です!

私もちょこちょこ 彼の考え方を参考にさせて頂いています_(._.)_

次回もテクニック紹介していきますね!

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