今回は「生成AIの本質を探る」シリーズ第6回目です。
テーマは「文章生成AIのプロンプト」です。
ところでみなさん
プロンプトには
テクニックが必要
だと思っていませんか?
生成AIを効果的に使うためには
相手が理解しやすいプロンプトの書き方が重要です。
今回は、プロンプトの書き方について解説します。
Markdown記法を使ったプロンプトの工夫を紹介します!
相手はどんな書き方をしてる?
これまでの記事で
プロンプトは「相手にわかりやすく伝える」事を
すごく意識しようとお伝えしました
じゃあ 相手はどういう風に伝えているか?
Chat GPTの結果を細かくみてみよう
では実際に GPT の出力結果 を見てみます
左側が Chat GPT の出力で
右側が それをメモ帳か何かにコピペしたものです
そうすると
# とか * とか – とか
記号が勝手に入ってきてるんですよね
この記号何だろう?
実はこれ
マークダウン記法と言って
ある記述ルールのひとつなんです
相手はこれに則って伝えてきているんですよね
じゃあこっちも それに則って書いた方が
伝わりやすいんじゃない?
マークダウン記法とは?
じゃあ マークダウン記法 てなんぞや?
これは
文章を構造的に表す方法
の一つと思ってください
構造って言い方が分かりにくいなら
「段落」と思ってください
小説に段落がなかったら
めちゃめちゃ読みにくいですよね?
だから段落を付けて見やすくする
そんな感じ
マークダウン記法を一部紹介
かじむー
見出し
「#」を付けると見出しになります
「# 見出し1」という記述で
「見出し1」という大きな見出しの意味になります
またその後に「## 見出し2」と記述すると
「見出し2」が「見出し1」の1つ下の階層の見出しになります
これは段落って感じしますよね!
太字
「**」で囲むと太字(強調)になります
「**重要**」という記述で
「重要」という意味で伝わります
つまり強調され、比較的重要な単語として伝わります
箇条書き
「–」+「半角スペース」を先頭に付けると箇条書きになります
例えば 下記記述をすると
“- リスト①”
“- リスト②”
“\t – リスト②-①”
※「”」は実際には除く
※「\t」はTabスペース
- リスト①
- リスト②
- リスト②-①
という意味合いで伝わります
番号付きの箇条書き
「数字.」+「半角スペース」を先頭に付けると箇条書きになります
例えば 下記記述をすると
“1. リスト①”
“2. リスト②”
“\t 1. リスト②-①”
※「”」は実際には除く
※「\t」はTabスペース
- リスト①
- リスト②
- リスト②-①
という意味合いで伝わります
因みに他の記述方法が知りたければ
下記の記事を参考にしてみてね~!
かじむー